NEEDS日本経済モデルとは
GDP項目や生産、物価など相互依存関係を約270本の方程式で表現する四半期ベースの計量経済マクロモデルです。
向こう2-3年間の景気を予測することを狙いとしており、様々なシナリオに基づくシミュレーションが可能です。
例えば
「円高・円安で、輸出や企業収益はどんな影響を受けるのか?」
「消費税率を引き上げると、個人消費はどうなる?」
「米国やアジア経済が失速した場合、日本の成長率は?」
などのシミュレーションを行うことができます。
「日経の予測を景気判断の手がかりとしたい」「モデルを自前で構築するのは大変だが、定量的に経済への影響を試算してみたい」といった方におすすめです。
モデル・シミュレーションで経済環境の変化が日本経済に
もたらす影響を試算
最新のデータや情勢の変化を織り込んで、毎月予測値を改定しておりますので、シミュレーションの際にも、より現状に即した試算結果を得ることができます。
NEEDS日本経済モデルは、計量分析ソフトウエア「EViews」でご利用頂けます。
なお、EViewsは、米IHS社のソフトウエアで、日本でも第一線のエコノミストや研究者に幅広く利用されています。
専門スタッフによる
毎月のリポートと
四半期ごとの予測レビュー
予測結果のポイントは、毎月、専門スタッフによるリポート「Forecast Summary」の形でお届けしています。
また、四半期ごとに詳細な見通しと分析事例を盛り込んだ「予測レビュー」をご提供致します。
オプションサービス
分析に応じてモデルをカスタマイズや
ユーザー独自モデルを構築する
日本経済モデルをベースに、必要な推計式を追加したり、既存の式に新たな説明変数を付加したりすることも可能です。
構成方程式の組み替えで独自のモデルを構築することができ、予測や分析作業を大幅に省力化できます。
NEEDS日本経済モデル
主な変数
- 実質GDP
- 実質消費
- 実質住宅投資
- 実質設備投資
- 実質輸出
- 実質輸入
- 名目GDP
- 名目公共投資*
- 名目政府消費*
最終需要
- 法人企業経常利益
- 春季賃上げ率
- 1人当たり雇用者報酬
- 雇用者報酬
- 家計の可処分所得
- 国民所得
所得・分配
- 所得税
- 法人税
- 消費税
- 消費税率*
- 一般政府バランス
財政・税収
- 鉱工業生産指数
- 稼働率
- 第3次産業活動指数
- 日経景気インデックス
- 日銀短観・業況DI
- 潜在GDP
- GDPギャップ
生産・景況感
- 国内企業物価
- 消費者物価
- GDPデフレーター
物価・デフレーター
- コールレート*
- TIBOR3カ月物金利
- 10年物国債利回り
- 日経公社債インデックス
- マネーストック
- 日経平均株価
- 6大都市地価
金融・資産
- 失業率
- 有効求人倍率
- 所定外労働時間
- 労働力人口*
- 就業者数
雇用
- 通関輸出
- 通関輸入
- 輸出価格指数
- 輸入価格指数
- 貿易収支
- 経常収支
- 第1次所得収支
- 対外純資産
国際収支
- 米国GDP
- アジアGDP
- 世界輸出
- 米国株価
- 米国長期金利
- WTI原油先物価格*
- 対ドル円相場*
海外環境
- *付きは外生変数(ただし対ドル円相場は内生変数への切り替えも可能)
- モデルは毎年改定しています。これに伴い、変数や方程式数は変わります。
提供頻度
- 予測ファイル+Forecast Summary
月次
- 予測レビュー
四半期
動作環境など
- インターネット経由(ClickOnce使用)
EViews(ver6以降に対応)
その他
- 「NEEDS日本経済モデル 大学授業演習用」(CD-ROM、スポット販売)をご用意しています
大学など教育機関向け